勇太、雪辱の月曜Vを!PO4H決着つかず日没で持ち越し

[ 2016年10月10日 05:30 ]

男子ゴルフ ツアーワールド・カップ第4日 ( 2016年10月9日    茨城県小美玉市 石岡ゴルフ倶楽部=7071ヤード、パー71 )

プレーオフ4ホール目で勝敗の決着がつかず握手する池田勇太(左から2人目)と宋永漢(右端)
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 第3ラウンドの残りと最終ラウンドが行われた。3位で最終ラウンドに臨んだ宋永漢(25=韓国)が5バーディー、2ボギーの68で、4位で臨んだ池田勇太(30=日清食品)が6バーディー、1ボギーの66でホールアウト。両者が通算14アンダーで並びプレーオフを行ったが、4ホール目でも決着がつかず、日没サスペンデッドとなり、10日に持ち越した。プレーオフを月曜日に持ち越すのは99年日本ゴルフツアー機構(JGTO)発足後初のケースとなる。

 優勝争いは終盤までもつれにもつれた。生き残ったのは17番でバーディーを奪った池田と16番で伸ばした宋永漢。プレーオフは18番パー4を使用して行われたが、エンドレスの戦いとなった。

 1ホール目で4メートルを外した池田は2ホール目で5メートルを決められず、3ホール目では5メートルのバーディーパットがカップの縁で止まった。宋永漢にとって最大の好機は4ホール目。池田が4メートルを外した後、3メートルのバーディーパットに挑んだが、沈めることはできなかった。

 4ホール目終了が午後5時14分。既に日没から3分が経過していた。JGTOの小山和顕ツアーディレクター(53)は両選手に意見を聞いた後、5ホール目をきょう10日の午前7時半から行うことを決定し「宋はやりたがったが、池田は“暗くて見えない”と言っていた。どちらかが見えない状況なら延期が妥当と判断した」と説明した。

 前日も日没サスペンデッド。池田は午前4時に起床し第3ラウンドの残り3ホールを消化後、最終ラウンド、プレーオフを含め25ホールを戦い抜き「できればビシッと決着をつけたかった。(3ホール目に)カップを切り直してから暗くて(フラッグが)見えなかった。3ホール目のパットは打った瞬間入ったと思った。あれが入ってくれないと流れがね。その流れをよく我慢した」と疲労困憊(こんぱい)の表情で話した。

 池田には苦い経験がある。12年トーシン・トーナメントで呉阿順(中国)とプレーオフを戦ったが、日没のため最後は45ヤードのアプローチ合戦となり苦杯を喫した。翌日に開催コースを使用できなかったための苦肉の策だったが、JGTOはその教訓を生かしてプレーオフの翌日持ち越しを想定して準備してきた。

 その初のケースに池田が参加するのはいかにも因縁めいている。4月のパナソニック・オープン以来の今季2勝目、ツアー15勝目を狙う30歳は「疲れは出ると思うけど、言い訳にならない。明日きっちり決着をつける」と自らを鼓舞した。

 ▼12年トーシン・トーナメント・プレーオフVTR 12年9月9日に三重・涼仙GCで開催。最終ラウンドは雷雨により2時間12分の中断を挟み行われ、池田と呉阿順が通算18アンダーの首位でホールアウト。日没のためプレーオフは投光機2台が投入され、ホールごとに距離を短くするツアー初の方式で実施。4ホール目は45ヤードのアプローチ合戦となり、池田は第1打を奥のカラーに外し8メートルのパットを決めきれなかったが、呉阿順は2.5メートルのパットを沈めて優勝した。

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