栃木26点差圧勝!田臥9得点7A 代表ライバル富樫を圧倒

[ 2016年10月2日 05:30 ]

Bリーグ ( 2016年9月30日    船橋市総合体育館 )

<千葉・栃木>第2クォーター、フェイントをかける栃木・田臥

 昨季NBLレギュラーシーズン2位の栃木が同8位の千葉を83―57の26点差で圧倒し、通算2勝1敗とした。同じポイントガードの栃木・田臥勇太(35)と千葉・富樫勇樹(23)のエース対決で注目を集めた一戦は、本場NBAの舞台を踏んだレジェンド率いる栃木が先勝した。

 ここ一番で決めたレジェンドの得点にアウェーのスタンドからため息が漏れた。最終第4Q。田臥が放った3点シュートで得点差は18点にまで広がった。歯車の狂った相手に攻勢を強めて圧勝。超満員となったアリーナに田臥は「千葉は敵だけれど、満員の会場でバスケットできることが本当にうれしい」とほほ笑んだ。

 代表では定位置を争う富樫との直接対戦。35歳は「誰が相手でも負けたくない」と闘志をむき出しにした。13点を奪われたが、田臥も負けじと9得点、7アシストの活躍。ライバルとのリーグ初対決を終え「もっと抑えないと」と口にし、一方の富樫は「(田臥の)パスの行き場所が読めない」と互いに反省を残した。

 開幕2戦後にウィスマン・ヘッドコーチと会食。今後のチームの方向性を再確認し早速アウェーで白星を先行させた。リーグの顔でもある男は「試合を見に来たいと思ってもらえるようなプレーを見せたい」と目を輝かせた。

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2016年10月2日のニュース