松山6バーディー20位浮上 PО最終戦出場へ前進

[ 2016年9月6日 05:30 ]

14番でバンカーショットを放つ松山

米男子ゴルフツアー ドイツ銀行選手権第3日

(9月4日 米マサチューセッツ州ノートン TPCボストン=7297ヤード、パー71)
 プレーオフ第2戦は第3ラウンドが行われ、46位で出た松山英樹(24=LEXUS)は6バーディー、2ボギーの67と伸ばし通算7アンダー、206で首位と8打差の20位に浮上した。ポール・ケーシー(39=英国)が3日連続の66で通算15アンダーとしてトップに立った。

 67で回った松山は「パットは少しは良くなってきてるのかな。もう少し自信を持って打ちたいけど」と笑みを浮かべた。

 2番で1メートルを決め、距離の短い4番パー4では1オンして18メートルを2パット。5番も1・5メートルを沈めてバーディーを重ね「出だしの数ホールでバーディーを取れたのが大きかった」と胸を張った。後半は風が強くなったが、12、17、18番で2~3メートルのパットを決めて3バーディーをマークした。

 ただショットの後にいら立つ場面も多く「芯に当たって曲がったら腹立つし、当たらなかったら当たらなかったで腹立つ」と不満を示した。首位とは8打差があり優勝は難しい。だが、今大会で47位以内なら30人しか出られないプレーオフ最終戦出場が確実となる。「少しでもいい順位で終われるように頑張りたい」と気合を入れ直した。

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2016年9月6日のニュース