リオ代表の佐々木翔 晴れ晴れ現役ラスト試合「未練は全くない」

[ 2016年9月6日 05:30 ]

リオ五輪代表の佐々木は現役引退を表明した

 リオデジャネイロ五輪で2大会連続出場したバドミントン男子の佐々木翔(34)が5日、競技人生最後の大会として臨んだ愛知県一宮市での全日本社会人選手権の男子ダブルス4回戦で敗れた。前回のロンドン五輪でシングルス8強のベテランは現役生活に終止符を打ち「自分がやれるところまでやれた。未練は全くない」と晴れやかにコートを去った。

 1ゲームずつを奪い迎えた最終ゲームは終盤までもつれ、最後は19―20から自らの放ったスマッシュがネットを越えなかった。惜敗にも「気持ち的には五輪で終わっている。最後は楽しみたかった。いい試合ができた」と満足そうに語った。

 今後は11月に日本リーグから改称したS/Jリーグ女子1部の北都銀行のコーチに就任し、指導者の道を歩む。第二の人生へ「選手と寄り添って頑張っていきたい」と話した。

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2016年9月6日のニュース