ペンギンズ連勝 シアリーの決勝点で延長戦制す

[ 2016年6月3日 05:30 ]

スタンレー杯決勝 ペンギンズ2―1シャークス

(6月1日 ピッツバーグ)
 スタンレー杯決勝の第2戦がピッツバーグで行われ、地元のペンギンズが延長の末にシャークスを退けて連勝。延長の2分35秒、大黒柱のFWシドニー・クロスビー(28)がフェースオフを制してパックをDFクリス・ルタング(29)に供給し、折り返したパスに新人FWコナー・シアリー(23)が合わせて決勝ゴールを奪った。初出場のシ軍は0―1で迎えた第3P残り4分5秒、DFジャスティン・ブラウン(29)のゴールで同点としたが、2戦連続で1点差負けとなった。

 クロスビー→ルタング→シアリーと、パックはアルファベットの「V」の字を描くようなスムーズな流れで動き、最後に相手のゴールに突き刺さった。今季7ゴールのシアリーは今ポストシーズンに入ってすでに4ゴール目。「夢のようだ」と、新人では決勝史上5人目となる延長ゴールをチームにもたらした。ただしクロスビーは「ホーム2試合はいい内容。ただしサンノゼ(敵地)ではそうはいかない」と慎重な姿勢。7年ぶり4度目のトロフィーを手にするには敵地での2試合が“壁”になりそうだ。

 ▽ペ軍はスタンレー杯決勝過去4回で3回優勝。勝率は7割5分と高いV率を保持している。なお0勝2敗からの逆転優勝は過去5チームしかない。

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2016年6月3日のニュース