萩野「濃密な2カ月に」 金候補、欧州経由で五輪へ

[ 2016年5月25日 11:02 ]

欧州へ出発前、取材に応じる萩野公介

 競泳男子のリオデジャネイロ五輪金メダル候補、萩野公介(東洋大)が25日、欧州へ出発する前の成田空港で取材に応じ、「最高に濃密な2カ月にしたい。五輪で戦える喜びをかみしめながら、毎日練習していきたい」と笑顔で語った。本番まで約2カ月、欧州でレースと合宿を重ね、そのままリオデジャネイロに入る。

 高校3年生だった2012年ロンドン五輪は400メートル個人メドレーで銅メダルを獲得した。無欲の表彰台だった4年前と違い、エースとして臨む2度目の大舞台に向け「前回よりも勝負しに行くんだという強い気持ちを持っている。最高の結果を出して日本に帰ってきたい」と話した。

 女子バタフライの星奈津美(ミズノ)も同じ環境で本番に備える。「笑顔で、すがすがしい気持ちで帰ってこられるように頑張ってきたい」と意気込んだ。

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2016年5月25日のニュース