脇本、発走前「高見盛みたい」ルーティン 本番は短縮?

[ 2016年5月25日 10:42 ]

脇本の太ももは63センチ

「カウントダウンリオ」自転車男子ケイリン、脇本雄太

 緊張感が高まるスタート前、脇本は大きなアクションで深呼吸を繰り返し、両太腿を3回、次いで胸、最後に再び両太腿を叩く。「高見盛のようなパフォーマンスなんです。自分の中ではとても大事にしている」。福井・科学技術高時代、部活動の一環でメンタルトレーニングに触れ落ち着いてレースを迎えるためにスタート前の動作をルーティン化した。

 ただ、競輪ではスタート時に自転車が固定されているが、ケイリンでは監督やコーチが支える。ケイリンではスタート時の選手同士の距離感が競輪よりも近いため、日本で見せているパフォーマンスをフルに行うことは難しいという。「僕は“いつもと同じようにやれ!”と言っているんですけどねえ」と坂本ヘッドコーチは苦笑いだが、「まあ、短縮バージョンでやります」と脇本。スタート前のアクションにも注目だ。

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