パナソニック稲垣 40針縫っても出場志願「頭の右半分の感覚ない」

[ 2016年1月21日 05:30 ]

16日の神戸製鋼戦で右目上を40針縫う裂傷を負いながらも、24日のプレーオフ決勝出場を志願したパナソニックのプロップ稲垣

 強行出場を志願だ。ラグビートップリーグのパナソニックが、群馬県太田市のグラウンドで24日のプレーオフ決勝(秩父宮)に向けて練習。16日の準決勝・神戸製鋼戦で右目の上を40針縫うケガを負った日本代表のプロップ稲垣啓太もフルメニューをこなし「もちろん出たいです」と話した。

 右目も試合当日の夜からどんどん腫れだし、まるで試合一夜明けのボクサーのよう。若干の視界不良に加えて、神経が傷付いたために「頭の右半分の感覚がない」状態だという。それでもピッチに立つ以上、泣き言は一切なし。相手の東芝はFWが屋台骨のチームだけに、稲垣に懸かる期待は大きい。「スクラム、ラインアウトが結果を左右する。相手のセットプレーを抑えたい」と宣言した。

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2016年1月21日のニュース