W杯開幕3戦2勝の沙羅、羽生と同便で帰国「オーラに圧倒された」

[ 2015年12月16日 05:30 ]

羽田空港に到着した高梨

 18年平昌五輪で金メダリストになりそうな2人が対面した。ノルディックスキー・ジャンプの高梨沙羅(19=クラレ)が羽生と同便で帰国。経由地のフランクフルトであいさつを交わしたが「オーラに圧倒されてどんなことをしゃべったか覚えてない」と苦笑いだった。

 高梨自身はW杯開幕3戦で2勝と幸先のいいスタート。羽生は高梨の試合直後の英語インタビューをテレビで見て「自分も英語を頑張らないと、と思った。素晴らしい精神力を持っているし、学ぶところが多い」と感心したという。

 それを伝え聞くと「まだまだです」と照れた表情を見せた。とはいえ、英語インタビューは今季のテーマの一つ。昨季に関係者から「直接話した方が言いたいことも気持ちも伝わるよ」とアドバイスを受けた。

 今年の漢字には吸収の「吸」を挙げ「よくも悪くもいろいろなことがあった。競技人生の糧になる」と語った。今後はW杯次戦の札幌大会(1月16、17日)に向けて調整する。

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2015年12月16日のニュース