室伏、新国立計画2案を評価「五輪に間に合うことが一番大切」

[ 2015年12月16日 22:37 ]

 新国立競技場の新たな建設計画で公表された2陣営の提案内容に、陸上男子ハンマー投げの室伏広治選手(ミズノ)は16日、「日本の技術水準は高い。どちらになっても、誰もが納得する競技場になることは確信している」と評価した。「五輪に間に合うことが一番大切」とも強調した。

 総工費が膨張した旧計画に涙ながらに反対を訴えた女子マラソンの五輪メダリスト、有森裕子さんは「一つのステップ。応援したい」と前進を歓迎した。一方で「大事なのは決めたことを、自信を持って伝え、理解をもらって進めること」と指摘し、陸上界が要望を続けているサブトラックの常設化などについては「社会とのバランスを持って発言していくべきだ」と慎重だった。

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2015年12月16日のニュース