Dジョーダン、マーベリクスと合意急転!クリッパーズ残留決定

[ 2015年7月9日 16:18 ]

クリッパーズ残留へ動いたディアンドレ・ジョーダン

 NBAでFAとなった選手との正式契約が9日午前零時1分(米東部時間)から解禁。2季連続のリバウンド王でクリッパーズからFAとなっていたセンターのディアンドレ・ジョーダン(26)はマーベリクスと4年8000万ドル(約96億8000万円)で合意していたが、解禁直前に翻意して最長5年契約が可能となるクリッパーズ残留を決めた。

 チームメートでもあるクリス・ポール(30)やブレイク・グリフィン(26)に加え、ウィザーズからの移籍が内定しているポール・ピアース(37)らが説得に当たったもので、マーベリクスのマーク・キューバン・オーナー(56)も獲得競争における“敗北”を認めた。

 昨季レイカーズで11・2得点、4・6アシストをマークしたポイントガードのジェレミー・リン(26)はマイケル・ジョーダン氏(52)がオーナーを務めるホーネッツとの契約に合意。ハーバード大出身で台湾系初のNBA選手となったリンの所属球団は6季目で5チーム目となった。

 一方、NBAは今季のサラリーキャップ(チーム総年俸の限度額)を前年比11%増の7000万ドル(約84億7000万円)に設定。当初の予想額(6700万ドル)を大幅に上回った。「ぜいたく税」の適用は総額8474万ドル(約102億5000万円)からで、これを受けてキャバリアーズからFAとなっているレブロン・ジェームズ(30)がどう動くのかが注目されている。

 なおテレビ放送権料が改訂されて増額となる来季のサラリーキャップは9000万ドル(約108億9000万円)になる見込み。この制度が導入された1984年(350万ドル)と比べると、実に25倍増まで金額が膨れあがることになりそうだ。

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