国枝が4年連続決勝進出「準備は整った」全仏テニス車いすの部

[ 2015年6月4日 23:37 ]

車いすの部男子シングルス準決勝でショットを放つ国枝慎吾

 テニスの全仏オープン車いすの部は4日、パリのローランギャロスで行われ、シングルス準決勝で男子は第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)がマイケル・シェファース(オランダ)に6―0、6―0で勝ち、4年連続で決勝に進んだ。女子は第1シードの上地結衣(エイベックス)がアニク・ファンクート(オランダ)に4―6、6―4、6―7で敗れ、2連覇を逃した。上地はジョーダン・ホワイリー(英国)と組むダブルスでは決勝に進出した。

 国枝は完璧な試合運びだった。相手のサーブを簡単に返し、ポイントを重ねた。「やりたいことがすべてできた。課題だったフォアも攻撃力を見せつけられた」と自賛した。

 決勝は4年連続で地元フランスのウデと当たる。2012、13年には敗れ、昨年は雪辱したライバルだ。「準備は整った。土で暴れたい」と自信たっぷりに笑みを浮かべた。(共同)

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2015年6月4日のニュース