ツォンガ 狙うは83年ノア以来地元勢V「良い結果を狙う」

[ 2015年6月4日 05:30 ]

フルセットの激闘を終え、ツォンガ(左)と健闘を称え合う (AP)

全仏オープンテニス第10日

(6月2日 パリ・ローランギャロス)
 試合後のツォンガはコートに足でメッセージを書いた。「Roland Je t’aime(愛してるローランギャロス)」。右腕の故障を乗り越え、過去1勝4敗と苦手だった錦織に粘り勝った。地元ファンの声援が大きな力になった。

 錦織のフォアの高い位置などを効果的に突いてペースに乗せず「最後はいいサーブでどんどん押し込んでいけた」と勝負どころの最終セットは第1サーブの確率が74%。長丁場でも集中力は切れなかった。「限界を決めずにできるだけ良い結果を狙う」と83年のノア以来となる地元フランス勢の優勝に照準を定めた。

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2015年6月4日のニュース