遠藤 名古屋場所に向け稽古再開 完全復活へ手応え

[ 2015年6月2日 05:30 ]

名古屋場所に向けて稽古を再開した遠藤

 大相撲夏場所で左膝のケガを抱えながら強行出場して6勝9敗だった幕内・遠藤(24)が、埼玉県草加市の追手風部屋で名古屋場所(7月12日初日、愛知県体育館)に向けて始動した。

 場所後1週間の休みが終わり、1日から稽古再開。早速、幕下と相撲を取って10勝2敗とまずまずの動きを見せ、最後にはぶつかり稽古も行った。負傷後初めて10番以上の申し合いをこなし、完全復活へ順調な回復をアピール。稽古場で毎朝汗を流してから臨んでいた夏場所については「出て良かったなと思う。出ていなかったら、きょうが(負傷後初の)稽古再開になっていたから」と強行出場に踏み切った意義を実感。「ケガしながら15日間やれたので、自分の中でプラスにしていきたい」と今後の糧にする。

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2015年6月2日のニュース