藍 トップ10逃すも「凄くいい一週間」全米女子予選へ前向き

[ 2015年5月19日 05:30 ]

最終ラウンド、4番でティーショットを放つ宮里藍。通算4アンダーで20位

USLPGAツアー キングズミル選手権最終日

(5月18日 米バージニア州ウィリアムズバーク キングズミル・リゾート=6326ヤード、パー71)
 悪天候で約2時間の中断を挟んだ最終ラウンドは2日間にわたって行われた。日本勢は17日のうちにホールアウトし、20位から出た宮里藍(29=サントリー)は3バーディー、2ボギーの70で回り、通算4アンダー、280の20位だった。横峯さくら(29=エプソン)は、野村敏京(22=フリー)とともに通算3アンダーの25位で、有村智恵(27=日本ヒューレット・パッカード)は通算4オーバーの72位。18日に残り3ホールを回った18歳のミンジ・リー(オーストラリア)が通算15アンダーで優勝を飾った。

 トップ10入りを目指した宮里だったが、思うように伸ばせず4日間を終えた。それでも「ぎりぎり予選を通って順位を上げられた。トータルで凄くいい一週間だった」とうなずいた。12番でバーディーパットを打つ前に悪天候による中断を強いられた。再開後は雨に濡れたグリーン上で、芝目を読むのに苦労して結局はパー。「いいイメージが出ていたので、できれば乾いているうちに打ちたかった」と悔しがった。7月の全米女子オープン出場を目指し、19日にアリゾナ州で行われる予選会に臨む。「まずはしっかり頑張りたい」と意気込んだ。

続きを表示

2015年5月19日のニュース