松山 パット不調20位、2週休んで次戦メモリアルT連覇挑む

[ 2015年5月19日 05:30 ]

ウェルズ・ファーゴ選手権最終ラウンド、7番でバーディーを決め、ギャラリーの声援に応える松山。通算6アンダーで20位

USPGAツアー ウェルズ・ファーゴ選手権最終日

(5月17日 米ノースカロライナ州シャーロット クウェイルホロー・クラブ=7562ヤード、パー72)
 23位から出た松山英樹(23=LEXUS)は5バーディー、5ボギーの72で回り通算6アンダー、282の20位だった。世界ランキング1位のロリー・マキロイ(26=英国)が69で回って大会史上最少の通算21アンダー、267で圧勝。米ツアー今季2勝目、通算11勝目を挙げた。

 松山は1・5メートルのパットを3度も外し、「この1週間はパットが全然、入らなかった。どうやって打っていいのか分からない」と首をひねった。それでも後半に盛り返しての20位には「昨年の今頃よりもずっとゴルフの状態はいい」と地力がついた実感もある。次は6月4日開幕のメモリアル・トーナメント(オハイオ州)に前回王者として参戦。「2週間の休みでいい状態にしたい。できれば優勝したい」と意気込みを口にした。

 ≪大会最少21アンダー、マキロイ圧勝≫第3日に61の驚異的スコアをマークして後続に4打差をつけたマキロイは付け入る隙を与えず悠々と逃げ切った。前半はパー5の2ホールで2オンしてバーディー。ショットがさえた後半は12、14番でともに2打目をピンまで数十センチにつけてファンを喜ばせた。通算21アンダーは大会最少記録。5年前に米ツアー初優勝を遂げた思い出の大会で力を見せつけ「安全にプレーした。勝てて良かった。今後のメジャーに大きな弾みとなる」と喜んだ。

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2015年5月19日のニュース