渡部、200個メで日本新 萩野3冠、瀬戸も代表決定

[ 2015年4月10日 19:44 ]

女子200メートル個人メドレー決勝、日本新で優勝し、笑顔でガッツポーズする渡部香生子

 競泳の世界選手権(7~8月・カザニ=ロシア)代表選考会を兼ねた日本選手権第4日は10日、東京辰巳国際水泳場で行われ、女子200メートル個人メドレーは渡部香生子(JSS立石)が自身の日本記録を0秒77更新する2分9秒81で派遣標準記録を突破し、代表を決めた。渡部は平泳ぎ2種目と合わせ3冠。

 男子200メートル個人メドレーは萩野公介(東洋大)が1分56秒30で4連覇し、自由形2種目に続く3種目制覇。1分56秒82で2位の瀬戸大也(JSS毛呂山)とともに派遣標準を切り、代表となった。同200メートルバタフライは優勝した瀬戸が1分54秒63、2位の坂井聖人(早大)が1分55秒23で派遣標準をクリアし、代表に決まった。

 50メートル自由形の女子は内田美希(東洋大)が25秒01、男子は塩浦慎理(イトマン東進)が22秒15で制したが、ともに派遣標準に届かなかった。

 11日に決勝がある種目では、男子200メートル背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)が1分55秒73、同200メートル平泳ぎの小関也朱篤(ミキハウス)が2分9秒73で準決勝をトップ通過した。

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2015年4月10日のニュース