さくら 米ツアー初決勝Rへ今季初の60台「凄く良かった」 

[ 2015年3月28日 05:30 ]

10番でアプローチショットを放つ横峯

USLPGAツアー 起亜クラシック第1日

(3月26日 米カリフォルニア州カールズバッド アビアラGC=6593ヤード、パー72)
 横峯さくら(29=エプソン)が5バーディー、2ボギーの69で17位につけた。宮里藍(29=サントリー)と宮里美香(25=NTTぷらら)は4バーディー、2ボギーの70で29位発進。上原彩子(31=モスフードサービス)は71で49位、野村敏京(22=フリー)は72で78位だった。李ミリム(24=韓国)が65でトップに立った。

 横峯が今季出場4戦目で初めて60台をマーク。「耐えるゴルフができればと思った。凄く良かった」とうなずいた。昼すぎのスタートで「芝が乾いていてランが出る。練習ラウンドとは違う印象」と戸惑いながらも好ショットを連発した。

 スタート2ホール目の11番で3パットのボギー。続く12番でもスコアを落として暗雲が垂れ込めた。だが「落ち着くことを心掛けた」と気持ちを切り替え、16番で6メートルを沈めるなどイーブンパーに戻して折り返した。

 3バーディーを奪った後半は、2番から5番まで全て3メートル以内のチャンスをつくり、パー5の8番ではフェアウエーからの3打目をピンそばに寄せた。31パットを要し「まだ違和感がある」とグリーンでの出来に納得はしていないが、ショットでカバー。フェアウエーを外したのも、パーオンできなかったのも2ホールだけだった。

 今季から米ツアーに本格参戦したが、これまで出た3試合は全て予選落ちと苦戦。初の決勝ラウンド進出へ好位置で滑り出したが、慎重な姿勢は崩さない。「このコースは難しい。しっかり状況判断をしたい」と気を引き締めた。

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2015年3月28日のニュース