小塚19位&無良23位出遅れ…来年世界選の出場3枠確保危機

[ 2015年3月28日 05:30 ]

小塚は、3―3回転のコンビネーションで転倒し19位と出遅れた

フィギュアスケート世界選手権第3日

(3月27日 中国・上海)
 羽生は首位発進したものの、日本男子に暗雲が漂った。今大会には来年の世界選手権(米マサチューセッツ州ボストン)の出場枠が懸かっており、最大3枠を確保するためには上位2人の順位合計「13」以内が必要。小塚が70・15点の19位、無良が64・93点の23位と大きく出遅れ、このままでは順位合計「20」で07年以来の2枠となる大ピンチに陥った。

 「気持ち良く入れたけど、何が良くなかったのか、ちょっと分からない」と肩を落とした男子最年長の小塚は枠取りについて、「最年長として自覚を持っていきたい」とフリーでの逆襲に気合。無良も「自分がどれだけ順位を上げられるか」と好演技を誓う。日本連盟の小林強化部長は「2人がミスを重ねて想像しない順位になってしまった。挽回可能と信じている」と期待を寄せた。

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2015年3月28日のニュース