女子ゴルフツアー“新特典” メルセデスMVPに3年シード権

[ 2015年2月19日 05:30 ]

オフィシャルパートナー契約を更新したメルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長(左)とLPGAの小林浩美会長

 日本女子プロゴルフ協会(LPGA)とメルセデス・ベンツ日本は18日に都内で共同会見を行い、オフィシャルパートナーの契約を新たに3年間更新すると発表した。これに伴い、今季からメルセデス・ランキングによるメルセデス最優秀選手賞(MVP)を獲得した選手に、翌年から3年間のシード権を付与することを決定。メジャー大会の勝者以外にも複数年シードが与えられるという新たな試みにより、女子ツアーはますます盛り上がりを見せそうだ。

 新たに3年間のオフィシャルパートナー契約更新を果たし、LPGAの小林浩美会長は「多大なるご支援に感謝申し上げます」と晴れやかな笑みを浮かべた。さらに、今年から選手のモチベーションが高まる“ご褒美”を用意していることを明かした。

 LPGAは、12年にメルセデス・ランキングを創設。これはLPGAツアー競技が対象となるもので、各大会の順位やラウンド数を独自の方法でポイント化してランキングを作成している。優勝回数だけにとらわれない総合的な能力の指標となっており、同ランキングで1位に輝いた選手がシーズン終了後にメルセデス最優秀選手として表彰される。副賞として賞金500万円とメルセデス・ベンツが与えられていたが、今季から新たに3年間のシードも付与されることになった。

 ポイントレースで1位となった選手にシードが与えられるのは初めてのことで、3年シードは、メジャー大会の優勝者が得られる特典と同じ。小林会長は「最優秀選手に輝くというのは、メジャー優勝にふさわしいこと」とその意図を説明した。

 MVPの栄光は12年が全美貞、14年はアン・ソンジュと賞金女王が手にしたが、13年は女王の森田理香子ではなく、賞金ランク2位の横峯さくらが勝ち取った。小林会長は「13年のさくらさんの時が、最も安定して上位の成績を残した選手が1位になるというこの賞の本質を表している。選手たちもシードを励みにモチベーションを高めると思う」とさらなるツアーの発展に期待を込めていた。

 ▽メルセデス・ランキング算出方法 LPGAツアー競技が対象で、各大会の上位20人に順位に応じた成績ポイント(1位30ポイント、2位20ポイントなど)を加算する。公式戦は2倍で加算(1位60ポイント)され、公式戦以外の4日間競技は1.5倍で加算(1位45ポイント)。出場ラウンド数もポイントとなり、1ラウンド18ホールとして1ポイントが付与され、9ホール短縮の場合は0.5ポイント、棄権・失格したラウンドはポイントが与えられない。成績ポイントと出場ラウンド数ポイントの合計で順位を決定する。

続きを表示

「NBA」特集記事

「羽生結弦」特集記事

2015年2月19日のニュース