JOC「監督・コーチ専門部会」新設 他競技と情報交換目的

[ 2015年2月19日 05:30 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)のリオ対策プロジェクト会議が都内の味の素ナショナルトレセンで行われ、16年リオデジャネイロ五輪、20年東京五輪を見据え、各競技団体の指導者を対象にした「監督・コーチ専門部会」(仮称)を6月に立ち上げることが決まった。

 日本レスリング協会専務理事で同プロジェクトの高田裕司委員長(61)は「指導者がお互いに情報交換できるようにしたい。監督やコーチがしっかりしないといけない」と設置意図を説明。新潟県十日町で行うレスリングの合宿で、女子55キロ級で五輪3連覇の吉田沙保里(32=ALSOK)ら金メダリストが、坂道ランニングなどで嘔吐(おうと)するまで練習するという。同委員長は「吐くようなレスリングの練習を、他の強化担当者に見せたい」と話していた。

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2015年2月19日のニュース