下半身まひのスノボ岡本 気持ちは前向き「自分と戦うことは一緒」

[ 2015年2月19日 09:51 ]

 今月7日に撮影中の事故で腰椎など十数カ所を骨折し、下半身が動かない状態になったプロスノーボーダーの岡本圭司(32)が19日、公式ブログを更新。「この数日で、意識が少ししっかりしてきた」などと前向きな心境をつづった。

 「足が動かず、見えない明日に向かう恐怖と戦うっていうのと、今までやってきた20メートルオーバーのジャンプを飛ぶ恐怖っていうのは一体何が違うんやろう。同じ、迫りくる恐怖や、萎縮する自分自身と戦うこと自体は何も変わらない。だから入口が違うだけで、今からやることって、実は今までの延長線上にあるし、中身は一緒なんちゃうかなって」

 「今は毎日、妻が3時間も動かない足をマッサージしてくれてるし、空いてる時間が少しでもあれば、動いてる足や自分をイメージして、動かそうとしてます」。まひの状態は変わらないようだが「今、こういう体になり、すべての道が閉ざされたんかといったらそうじゃない気がするんです」と気持ちは前を向いている。

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2015年2月19日のニュース