松山 自己ワースト111位発進、ショット不安定「全て良くない」

[ 2015年1月17日 05:30 ]

14番でパーパットを外した松山

USPGAツアー ソニー・オープン第1日

(1月15日 米ハワイ州ホノルル ワイアラエCC=7044ヤード、パー70)
 第1ラウンドが行われ、松山英樹(22=LEXUS)は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの72と振るわず、2オーバーの111位と大きく出遅れた。他の日本勢も低迷し、岩田寛(33=フリー)は71で94位。池田勇太(29=日清食品)と今田竜二(38=フリー)は73で126位、宮里優作(34=フリー)は75で140位だった。ポール・ケーシー(37=英国)とウェブ・シンプソン(29=米国)が8アンダーの62でトップに並んだ。

 松山の表情はさえなかった。アマチュア時代の11年から3年連続出場でいずれも予選落ちした苦手コース。プロ転向後の初日ではワーストの111位と出遅れ「何でもないんですけど大きなミスになる。コースにやられている」と悔しがった。

 2番で第1打を池に入れてボギーが先行するなどショットに苦しんだ。フェアウエーキープ率は42・86%(全体87位)。3位だった前戦は4日間で70・00%(20位)で、ティーショットでリズムをつくれなかったのは明らか。パーオン率も前戦の86・11%(3位)から61・11%(89位)に下がった。ショットの不調はグリーン上にも連鎖。31パットも要し「ショットもアプローチもパットも全てが良くなかった」と唇をかんだ。予選通過へ向け「みんな5アンダーくらい簡単に出している。出せると思って頑張りたい」と前を向いていた。

 ▼94位岩田 寛 タッチが合わなかった。光が見えてこないが2日目も我慢する。(最終18番で2メートルのバーディーパットを外すなどグリーン上で苦戦)

 ▼126位池田勇太 9番から流れが悪くなった。(9番パー5は2オンに成功も3パットでチャンスを逃す)

 ▼126位今田竜二 出だしにはいいパーセーブもあったが、ボギーが先行すると、難しいコース。(13番から4連続ボギー)

 ▼140位宮里優作 風があまり吹いておらず、スコアを伸ばすチャンスだったのにショットがひどかった。(最終9番は1Wを左に曲げOB)

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