逸ノ城 新三役で勝ち越し「余裕はありました」

[ 2014年11月22日 21:40 ]

<大相撲九州場所14日目>稀勢の里(右)をはたきこみで破る逸ノ城

 新三役の関脇逸ノ城が大関稀勢の里を下して給金を直し「上位の人みんなと当たっての勝ち越しなのでうれしい」と頬を緩めた。土俵際まで押し込まれても「余裕はありました」と左に回りながら冷静にはたいた。

 秋巡業中に帯状疱疹を発症して場所前の出稽古もできず、横綱、大関陣との取組では立ち合いで圧倒される場面も目立った。「前に攻める相撲を覚えていきたい」と課題を挙げ「次の場所からもっともっと稽古したい」と意欲を燃やした。

 一方、新鋭に敗れて4敗目となった稀勢の里は、報道陣の質問に対して無言を貫いた。

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2014年11月22日のニュース