川内 課題克服へ中距離出る「ペース変化に対応できるよう」

[ 2014年11月5日 05:30 ]

ニューヨークシティー・マラソンを終え帰国した川内

 2日のニューヨークシティー・マラソン(米国)で今年ワーストタイムの2時間16分41秒で11位に終わった川内優輝(27=埼玉県庁)が成田空港着の航空機で帰国した。日本陸連のナショナルチーム(NT)に入っている川内は、NT選手が凡タイムで走るたびに苦言を呈してきたが「私もオーバー15(2時間15分オーバー)の仲間入りをしてしまった。オーバー15はかなり頑張らないと厳しい」と苦笑いを浮かべた。

 前世界記録保持者や五輪王者ら、強豪が集ったレースで実感したのはペース変動の激しさ。「ペース変化に対応できるようにならないといけない」。来夏の世界選手権(中国・北京)のマラソン代表選考には参戦しないため、来年は1500メートルに積極的に出場して、同種目での日本選手権出場も視野に入れている。中距離で爆走する公務員ランナーが見られるかも!?

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2014年11月5日のニュース