埼玉は坂本雄介が制す　９打差圧勝も「ショットの精度が…」

埼玉大会優勝の坂本雄介

平成２６年度関東高校ゴルフ選手権冬季大会予選埼玉大会

（11月4日 埼玉県上尾市　大宮ゴルフコース＝６８８０ヤード、パー７２）
　東京は鄭多仁（ヂョン・ダイン＝明大中野１年）と吉田歩生（かえつ有明２年）が３アンダーの６９で並んだが、後半のスコアが優先されるマッチング方式により鄭が優勝。埼玉は坂本雄介（埼玉栄１年）が６４の好スコアで２位に９打差をつけた。東京はシード選手を除く上位４２人、埼玉は同じく１６人が１２月の関東大会（千葉・一の宮カントリー倶楽部）への出場権を手にした。

　埼玉大会は、坂本が９バーディー、１ボギー、この日唯一のアンダーとなる６４で回り、２位に９打差の圧勝を飾った。それでも「１００ヤード以内のショットの精度が悪かったのが課題」と納得はしていない。

　今夏の全国大会は５５位タイで体力不足を実感。そこから下半身を中心にトレーニングに励んでいる。「目標は全国優勝です」。伸び盛りの１年生から目が離せない。大会で涙をのんでおり「何とか瀬田（全国大会）に行きたい」と訴えた。