藤田 異例リハビリのみで遠征帯同 エディHCが大きな期待

[ 2014年11月5日 05:30 ]

肩のリハビリ中ながら、欧州遠征帯同が決定した藤田慶和は別メニューで調整

 ラグビー日本代表で6月のカナダ戦で右肩を故障した藤田慶和(早大)が、9日からの欧州遠征に参加することが決まった。

 藤田はコンタクト練習を再開しておらず、予定しているルーマニア、グルジアとのテストマッチ出場は不可能。リハビリのみの海外遠征帯同は異例だが、ジョーンズ・ヘッドコーチは「連れていくけどリハビリだけ。試合には出ない。でも代表のメンバーだから、できるだけ面倒を見たい」と話した。

 指揮官は藤田を15年W杯の主力WTBと位置付けており、期待の大きさも決定につながった。10月後半から代表合宿でリハビリをしている藤田も「今やっていることを試合で出さないと意味がない」と1年後を見据える。12月7日の早明戦(秩父宮)出場も視野に入れ、異国の地で復帰準備を進める。

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2014年11月5日のニュース