奇跡的…松山、今季4度目イーグルで「余裕出た」18位浮上

[ 2014年11月1日 05:30 ]

第第2ラウンド、18番でイーグルを決め、声援に応える松山英樹

USPGAツアーCIMBクラシック第2日

(10月31日 マレーシア・クアラルンプール クアラルンプールG&CC=6985ヤード、パー72)
 23位スタートの松山英樹(22=LEXUS)は1イーグル、3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で回り、通算4アンダーの18位に順位を上げた。13位で出た石川遼(23=CASIO)は71で、松山と並び通算4アンダーの18位。2日続けて67をマークしたビリー・ハーリー(32=米国)が通算10アンダーでトップに立った。

 スーパーショットで巻き返した。インから出て2つ落とし迎えた18番パー5。松山が9Iで放った残り169ヤードの3打目はピン手前でワンバウンドしてカップに消えた。今季4度目のイーグルはA・バデリーに並びツアートップ。グリーンから聞こえる歓声に笑顔で応え、「奇跡的な一打だった。そこから余裕が出た」と気持ちも切り替わった。

 イーブンに戻して折り返し、後半は3番パー5で3オン1パットのバーディー。7番では6メートルの距離を沈めてアウトだけで2つスコアを伸ばし通算4アンダーとした。

 首位とは6打差で臨む決勝ラウンド。「このショットとアプローチでよくアンダーパーで回ってくることができた」と不満をのぞかせながらも、グリーン上には手応えがある。「この2日のパットなら、まだまだ(トップに)追いつけると思う」と口元を引き締めた。

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2014年11月1日のニュース