日馬 関取と初稽古23番 眼窩骨折から復帰、右目気にして…

[ 2014年11月1日 05:30 ]

秋場所で途中休場した日馬富士は宝富士、誉富士の関取衆と稽古を開始した

 「右眼窩(がんか)内壁骨折」で秋場所を途中休場した横綱・日馬富士(30=伊勢ケ浜部屋)が、福岡県太宰府市の伊勢ケ浜部屋で九州場所(9日初日、福岡国際センター)へ向け関取衆との稽古を開始した。

 幕下相手に17番胸を出した後で再び土俵に上がり、幕内の宝富士、誉富士の関取衆と23番(17勝6敗)取った。立ち合いでは胸で当たり右四つになることが多く、頭で当たったのは2番のみ。終盤は右目を気にする場面も。

 場所前初の関取との稽古に「やっぱり気持ちいい。目はいつまでも怖がっていられないし、体の様子を見ながらやりたい」と話した。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は「きょうは調整で様子を見ながらやっていた。いっぺんにやっては駄目」と慎重な姿勢を崩さなかった。

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2014年11月1日のニュース