キャブスは黒星発進 レブロン5季ぶり復帰も本調子ほど遠く

[ 2014年11月1日 05:30 ]

5季ぶりにキャバリアーズに復帰したレブロン(右)だが、開幕戦では精彩を欠いた(AP)

 ヒートから古巣のキャバリアーズに5季ぶりに復帰したレブロン・ジェームズ(29)が地元クリーブランドで行われたニックスとの開幕戦に出場。2万人のファンの大声援を浴びてコートに登場したが、ターンオーバーを8回犯すなど精彩を欠き、チームは90―95で敗れた。ニックスのデレク・フィッシャー新監督(40)は2戦目で初勝利。クリッパーズはサンダーを下して白星発進となったが、得点王ケビン・デュラント(25)を足の故障で欠くサンダーは連敗となった。

試合前の派手なセレモニーの後にジェームズが登場。しかし15本中10本のシュートを外し、チームメートとの連係もバラバラ。「特別な夜でうれしかったが、そのうれしさはすぐに消えてしまった」と不満の残る復帰初戦となった。

 ティンバーウルブスから移籍のラブは19得点14リバウンド、W杯でMVPとなったアービングも22得点7アシストを稼いだが、肝心の大黒柱が大不振。土壇場ではマークしていたニックスのアンソニーにダメ押しのジャンプシュートを決められるなど、最後まで見せ場はなかった。

 ≪1001試合目で初≫ジェームズが20得点と5アシスト以下の試合でターンオーバー8回を喫したのはポストシーズンを含めNBA通算1001試合目で初めて。

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2014年11月1日のニュース