錦織、アジア男子初のファイナル進出!フェレールを下す

[ 2014年11月1日 08:35 ]

準々決勝に臨んだ錦織圭(AP)

 男子テニスのマスターズ・パリ大会第5日は10月31日、パリでシングルス準々決勝が行われ、第6シードの世界ランキング7位の錦織圭(24=日清食品)は第4シードで同6位のダビド・フェレール(32=スペイン)と対戦、フルセットの末に3―6、7―6、6―4で勝ち、アジア男子初のATPツアー・ファイナル進出を決めた。

 いきなりフェレールのサービスゲームをブレークしながら第1セットを落とした錦織は、続く第2セットは、タイブレークでフェレールに4ポイント先取されながら逆転。ファイナルセットに持ち込み競り勝った。

 シーズン最終戦のATPツアー・ファイナルは9~16日にロンドンで開催される。年間成績などの上位8人しか出場できず、前日までにノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ロジャー・フェデラー(スイス)、スタニスラス・ワウリンカ(スイス)、アンディ・マリー(英国)と4大大会優勝者枠のマリン・チリッチ(クロアチア)の出場が決定。この日の準々決勝で勝ったトマーシュ・ベルディハ(チェコ)と錦織、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を加え8人の出場が確定した。ツアー・ファイナルは70年にスタート。女子では上位16人で争われた94~96年にクルム伊達公子(エステティックTBC)が出場した。

 準決勝には錦織、ベルディハのほか、フェデラーを下した第7シードのラオニッチとジョコビッチが進出。錦織は世界ランキング1位のジョコビッチと対戦する。

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