初出場20歳・田代が銅メダル 永瀬5位 世界柔道

[ 2014年8月28日 23:25 ]

 柔道の世界選手権第4日は28日、ロシアのチェリャビンスクで行われ、女子63キロ級で20歳の田代未来(コマツ)は準決勝で昨年覇者のヤーデン・ジェルビ(イスラエル)に上四方固めで一本負けしたが、3位決定戦で一本勝ちして銅メダルを獲得した。この階級の日本勢で2大会ぶりのメダルとなった。

 初出場の田代は3回戦で強豪アニカ・ファンエムデン(オランダ)を倒すなど準決勝まで4試合連続一本勝ちを収めた。クラリス・アグベニェヌ(フランス)が初優勝。

 男子81キロ級で初出場の20歳、永瀬貴規(筑波大)は準々決勝で昨年準優勝の世界ランキング1位、アフタンディリ・チリキシビリ(グルジア)に敗れた。敗者復活戦を突破したが、3位決定戦は昨年優勝のロイック・ピエトリ(フランス)に屈して5位だった。優勝はチリキシビリ。日本勢は3大会連続でこの階級のメダルを逃した。

 日本は第3日まで連日、男女で計4個の金メダルを獲得したが、今大会で初めて頂点を逃した。(共同)

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2014年8月28日のニュース