世界1208位15歳が大金星!全豪準Vに逆転勝ち「まさか…」

[ 2014年8月28日 05:30 ]

女子シングルス1回戦で大金星を挙げた15歳のキャサリーン・ベリス(AP)

テニス全米オープン第2日

(8月26日 ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)
 女子シングルス1回戦で世界ランク1208位の15歳が大金星を挙げた。「凄い経験になるだろうとは思っていたけど、まさか勝てるなんて」。ツアー初出場のアマチュア、キャサリーン・ベリス(米国)が今年の全豪準優勝で第12シードのドミニカ・チブルコバ(スロバキア)に競り勝った。

 「注目されるのは嫌いじゃない。もっといいプレーができるようになる」と先にブレークを許した最終セットは観衆の後押しも受けて逆転勝ち。大会最年少勝利は85年のメアリー・ジョー・フェルナンデスの14歳8日だが、15歳が勝ったのは96年大会のクルニコワ以来となった。

 幼い頃はテニスとサッカーをしていたスポーツ少女。10歳からテニスに集中し、全米テニス協会主催の18歳以下の全国大会を制して主催者推薦枠を獲得した。夢の全米オープン出場だけでなく、大会初勝利までかなえてしまった。

続きを表示

2014年8月28日のニュース