遠藤 念願の大台150キロ!納得の自己新「しっかり稽古を」

[ 2014年8月28日 08:06 ]

ちょんまげバージョンとなった自身のお姫様抱っこパネルに顔を入れる遠藤

 大相撲の幕内・遠藤(23=追手風部屋)が体重を念願の150キロに乗せた。全力士を対象とした健康診断が27日、両国国技館で行われ、日本人ホープが体重計に乗ると「150・0」と表示された。

 幕内平均の158・6キロ(前回)には遠いが、4月の前回計測時より4キロ増で自己新記録をマーク。「夏前から(150キロ)あったかもしれないけど、それを維持できた。急に太ったりせず、しっかり稽古して増やすことが大切」と納得の表情を浮かべた。

 昨年3月のデビュー当時は143キロ。そこからわずか1年で平幕上位まで番付は上げたが、なかなか体重は増えなかった。140キロ台後半で横綱、大関と対戦しても圧力負けすることが多く、三役昇進を果たせずにいる。

 2場所ぶりに上位陣総当たりとなる地位に戻ることが決定的な秋場所(9月14日初日、両国国技館)に向け、体重増を課題としていただけに150キロ台突入は大きな自信となった様子。今後については「明確な体重の目標はない」と言うものの「筋肉がつけば自然と体重は増える。しっかり稽古して食べるだけ」と発展途上であることを強調した。

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