日本、ロシアに逆転勝ち ブラジル、トルコに敗れる

[ 2014年8月20日 22:29 ]

 バレーボール女子のワールドグランプリは20日、東京・有明コロシアムで決勝リーグが始まり、ロンドン五輪銅メダルで世界ランキング3位の日本は同6位のロシアに3―1で逆転勝ちし、勝ち点3を獲得した。

 第1セットを22―25で落とした日本は第2セットを長岡(久光製薬)らの強打で25―20と奪い、第3セットも25―21で連取。第4セットも木村(東レ)らの活躍が光り、ミスが多かったロシアを25―17で押し切った。1人の選手が複数の役割をこなす新戦術も機能した。

 中国はベルギーを3―1で破り、前回覇者でロンドン五輪金メダルのブラジルは2―3でトルコに敗れた。決勝リーグは6チームの総当たりで24日まで争われる。日本は21日、トルコと対戦する。

 ▼真鍋政義・日本監督の話 ロシアには1次リーグでも負けているので、この勝利は大きい。(強豪国に)190センチの選手は数名いるけど、日本にはいない。結束、団結といった目に見えない力で勝っていくしかない。

 ▼マリチェフ・ロシア監督の話 われわれは攻撃、サーブ、ブロックと多くのミスが出たが、一方で日本はよくプレーしたと思う。ロシアにとって良くない日だった。

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2014年8月20日のニュース