愛「怖さない」左足全快宣言 青森山田の同級生バド藤井とエール交換

[ 2014年8月20日 05:30 ]

成田空港で再会した卓球の福原(左)とバドミントンの藤井

 卓球の福原愛(25=ANA)がベラルーシ・オープン、チェコ・オープンに向けて成田発の航空機で出発した。2月に左足第5中足骨疲労骨折と診断され、6月に実戦復帰していたが、2週前についに主治医から「100%完治した」と告げられた。「半年ぶりにダッシュして感動した。もう怖さはない。新しい課題を見つけて帰ってきたい」と胸を躍らせた。

 新球にも“鈍感力”で対応している。7月1日から国際大会での使用球がセルロイド製からプラスチック製に替わった。約2カ月、新球で練習してきたが「大きさが38ミリから40ミリに変わったときも気付かなかったくらい。音は違うけど気にはならないし、みんな同じ条件」と戸惑いはない。

 成田空港では、ドイツリーグに移籍するために渡独したロンドン五輪バドミントン女子ダブルス銀メダルの藤井瑞希(26=ルーディンハウゼン)と再会。青森山田高で同じクラスだった2人は、女子トークに花を咲かせ「瑞希はたくましいので海外でも大丈夫です」とエールを送った。

 欧州での2大会後には仁川アジア大会(9月19日開幕)が控える。福原は級友の存在も刺激に「レベルが高い大会。それにつながる2大会にしたい」と意気込んだ。

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2014年8月20日のニュース