桐生 9秒台へケガとの闘い 右足裏に加え左股関節も炎症

[ 2014年8月20日 05:30 ]

屋内練習場で軽めのダッシュをする桐生

 ワンダーボーイの敵は自分自身だ。9月19日のアジア大会(韓国・仁川)開幕まで1カ月となった19日、陸上男子短距離の代表が北海道恵庭市で合宿を公開。100メートルで日本初の9秒台を狙う桐生祥秀(18=東洋大)は6月に痛めた右足裏に加え、左股関節の炎症を抱えていることを明かした。「今はケガを持っている状態で、どれくらい試合に臨めるか試したい」と気合も控えめだ。

 今季は故障が続いている。4月の織田記念の予選後に右太腿裏の張りを訴えて決勝を棄権。優勝した6月の日本選手権でも右足裏に痛みがあり、6月後半の2大会を回避した。7月の世界ジュニア選手権の100メートルでは銅メダルを獲得したが、左股関節痛を発症。「陸上をやってきて一番ケガが多い年」と言えば、土江コーチも「心配がないと言えばうそになる。アジア大会へ最善の準備をしていく」と話した。

 9月5日開幕の全日本学生対校選手権(埼玉・熊谷)は200メートルだけに出場する。「そろそろ200メートルにも出たいと思ったし、しっかり調整して、その流れをアジア大会に持っていきたい」。アジア最速と夢の9秒台へはコンディションがカギを握る。

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