エディーJAPAN“W杯前哨戦”快勝 スクラムで米国圧倒

[ 2014年6月16日 05:30 ]

米国戦の前半28分、トライを決める山田=カーソン(日本ラグビー協会提供)

ラグビーパシフィックネーションズ杯

(6月14日 米ロサンゼルス)
 日本は第2戦で米国を37―29で破り、勝ち点9としてB組1位を決めた。前半を17―17で折り返すと、後半にはスクラムからのトライを2つ奪って勝ち越し。15年W杯イングランド大会の1次リーグB組で、10月11日(日本時間12日)に対戦することが決まっているライバルをアウェーで下し、テストマッチでの連勝記録も9に伸ばした。

 日本は凡ミスを繰り返しながらも前半を同点で折り返すと、後半2分に5メートルスクラムを押し込んで、最後はNo・8ホラニがインゴールへ飛び込み勝ち越しに成功。同14分にも同じ形でトライを奪い、強化に取り組んでいるスクラムで圧倒した。

 プロップの畠山は「自分の役割を果たせた。W杯に向けて、スクラムを一つの武器にできれば」と手応え十分。後半の終盤には相手バックスに走られたものの、エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチは「いいプレーは少なかったが、勝利という結果は良いものだ」とチームの進化に目を細めていた。

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2014年6月16日のニュース