高橋礼・松友組、8年目で悲願頂点!史上初日本ペア対決制した

[ 2014年6月16日 05:30 ]

女子ダブルスで優勝し、抱き合って喜ぶ高橋礼(左)、松友組

ヨネックス・オープン・ジャパン最終日

(6月15日 東京体育館)
 各種目の決勝が行われ、大会史上初の日本ペア対決となった女子ダブルスは高橋礼華(24)松友美佐紀(22=ともに日本ユニシス)組が前田美順(28)垣岩令佳(24=ともにルネサス)組を2―0で下し、スーパーシリーズ初優勝を飾った。男子シングルスでは世界ランク1位のリー・チョンウェイ(マレーシア)が3年連続5度目の頂点に立った。

 初制覇に高橋礼・松友組は最高の笑顔を見せた。「日本人初優勝は自分たちがいいなと思っていた」と高橋礼。丁寧な守備から自分たちの攻めのパターンに持ち込み、パワーで押してくる前田・垣岩組に仕事をさせなかった。松友は「きのうから表彰台がコートにあって、一番高いところに立ちたいと思っていた」とはにかんだ。

 高校時代からペアを組み8年目。松友は11年の全日本総合選手権まではシングルスにも出場していたが「ダブルスで金メダルを獲りたいと思った」とダブルス専念を決意。スーパーシリーズ5度目の決勝で頂点に立ち、高橋礼は「ここまで来られると思っていなかったので、大げさに言うと夢みたいな感じ。長かったなと思う」と感慨深げに語った。目標は五輪の金メダル。リオデジャネイロ五輪へ向けて進化し続ける。

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2014年6月16日のニュース