カイマー2度目メジャーV 松山35位「足りない部分大きい」

[ 2014年6月16日 10:11 ]

最終ラウンドを終え、ホールアウトする松山英樹

 男子ゴルフのメジャー第2戦、全米オープン選手権は15日、ノースカロライナ州のパインハースト・リゾート(パー70)で最終ラウンドが行われ、29歳のマルティン・カイマー(ドイツ)が69で回り通算9アンダーの271で優勝した。2010年全米プロ選手権以来2度目のメジャー制覇で、賞金162万ドル(約1億6500万円)を獲得した。

 カイマーは第1日からの首位を守り抜き、2位のリッキー・ファウラーとエリック・コンプトン(ともに米国)に8打差をつけた。23位で出た松山英樹は連日の74と振るわず通算8オーバーの35位に終わった。谷口徹は76で、29オーバーの67位だった。

 ▼マルティン・カイマーの話 勇敢にプレーできたことを誇りに思う。スタート前には自分自身、そして周囲の期待がこれだけ高いのだから厳しいラウンドになる、とキャディーと話していた。守りに入らずアグレッシブに攻めようと決めた。ピンを狙って、バーディーを取りにいった。

 ▼松山英樹の話 ちょっとした距離感がまだまだだったので、このコースを攻略する力はまだないのかなと思った。(米ツアーで)勝ったけど、足りない部分が大きい。練習しかない。

 ▼谷口徹の話 いいプレーをしたつもりだけど、バーディーを狙うとボギーにつながった。最後の全米オープンになるかもしれないと思って一生懸命やった。でも来年もまた出たいので、今から頑張りたい。(共同)

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