セリーナ初戦敗退 4大大会初!上位2人が3回戦残れず

[ 2014年5月29日 05:30 ]

女子シングルス2回戦 リターンをミスしていら立つセリーナ・ウィリアムズ(AP)

テニス全仏オープン第4日

(5月28日 パリ・ローランギャロス)
 女子シングルス2回戦で連覇を狙った第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(32=米国)が、ガルビネ・ムグルサ(20=スペイン)に2―6、2―6で敗れる波乱があった。姉のビーナス・ウィリアムズ(33=米国)もアンナ・シュミエドロバ(19=スロバキア)に6―2、3―6、4―6で敗れ、3回戦で期待されていた姉妹対決も実現しなかった。

 女王がまさかのストレート負けを喫した。豪打のサーブに安定感を欠き、セカンドサーブでのポイント獲得率も27%と低い数字にとどまった。「全部がうまくいかなかった。そういう日だったと言うしかない」とペースをつかめないまま、若い挑戦者になすすべなく敗れた。

 前日には第2シードの李(リ)娜(ナ)も敗れ、シード上位2人が3回戦に残れなかったのは68年のオープン化以降、4大大会では史上初。4回戦で姿を消した1月の全豪に続く早期敗退にS・ウィリアムズは「二度と負けないように練習するしかない」と復権を誓った。

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2014年5月29日のニュース