奈良屈し、単の日本勢敗退 青山組、伊達組1回戦勝つ

[ 2014年5月29日 23:55 ]

全仏オープン女子シングルス2回戦で敗れた奈良(AP)

 テニスの全仏オープン第5日は29日、パリのローランギャロスで行われ、女子シングルス2回戦で世界ランキング44位の奈良くるみ(安藤証券)は第6シードのエレナ・ヤンコビッチ(セルビア)に5―7、0―6で屈した。シングルスの日本勢は全て敗退した。

 奈良は四大大会で昨夏の全米オープン、ことしの全豪オープンに続いて3大会連続でヤンコビッチに挑んだが、第1セットの第10ゲームから9ゲーム連続で奪われた。

 女子ダブルス1回戦では青山修子(近藤乳業)レナタ・ボラコバ(チェコ)組、クルム伊達公子(エステティックTBC)バルボラ・ストリコバ(チェコ)組が勝った。奈良、アンナ・シュミエドロバ(スロバキア)組は敗れた。

 男子シングルス2回戦は史上初の5連覇を狙うラファエル・ナダル(スペイン)や昨年準優勝のダビド・フェレール(スペイン)が順当勝ち。

 ▼奈良くるみの話 これが相手との実力差だと思う。一回りも二回りも上だった。悔しい気持ちと今の実力はこんなものかなという思いがある。センターコートは正直びっくりした。次こそ、こんな舞台で世界のトップ選手に勝ちたい。(共同)

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