上田藍 日本勢過去最高の2位!リオ五輪へ好発進

[ 2014年5月18日 05:30 ]

2位でゴールした上田

 トライアスロン世界シリーズ横浜大会は17日、横浜市山下公園周辺特設コース(51・5キロ=スイム1・5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ)で行われ、上田藍(30=シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)が1時間59分14秒で日本勢過去最高となる2位に入った。東京五輪世代の佐藤優香(22=トーシンパートナーズ・チームケンズ)は4位。優勝はグウェン・ジョーゲンセン(米国)で1時間58分38秒。男子は田山寛豪(32=NTT東日本・NTT西日本・流通経大職)が8位で1時間46分52秒だった。

 上田が笑顔でゴールラインを駆け抜けた。「(表彰台は)他のものと違った。リオに向けて上っておかないといけないと思っていた」。スイムで出遅れ、バイクはまさかの第3集団から。しかし、約1分あった差を詰め、ランはトップで飛び出した。「足がパンパンだったが、1周残して追いつけたので少し休めた」。16年リオデジャネイロ五輪の出場権を評価する世界ランクのスタートとなる大会。2度の五輪を経験した30歳がまずは好発進した。

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2014年5月18日のニュース