遼 67位で予選通過、106位から“狙い通り”巻き返し

[ 2014年5月18日 05:30 ]

通算1オーバーでホールアウトし、キャディーと握手する石川

USPGAツアー HPバイロン・ネルソン選手権第2日

(5月16日 米テキサス州アービング TPCフォーシーズンズ・リゾート=7166ヤード、パー70)
 106位から出た石川遼(22=CASIO)が6バーディー、4ボギーの68とスコアを伸ばし、通算1オーバーの141、67位で予選を通過した。今田竜二(37=フリー)は72と落とし通算6オーバーの126位で予選落ちした。ブレンドン・トッド(28=米国)が64をマークし、通算8アンダーで首位に立った。

 狙い通りの巻き返しで決勝ラウンドに滑り込んだ。68で回った石川は「集中力が切れそうな時に、しっかり耐えられた。ラウンド中に修正ができるようになってきた」と手応えを口にした。

 1番パー4でバーディーを奪い、流れをつくった。第1ラウンドでは第1打にフェアウエーウッドを選択したが、この日は「バーディーを先行させたかった」と1Wで312ヤードの飛距離を稼ぎ、第2打をピンそば1・5メートルにつけてチャンスをものにした。

 予選通過の重圧がかかる中、「窮屈な思いをしてプレーした」という。昨年は10位に入った相性の良いコース。危険を避けつつスコアを伸ばす、難しいかじ取りを巧みにこなして第一関門を突破した。「2位のグループとはまだ7打差」と上位進出を見据えた。

続きを表示

2014年5月18日のニュース