ＭＶＰデュラント３２点！サンダー雪辱１勝１敗に

ＮＢＡプレーオフ

（5月7日）
　西地区２位のサンダーは地元オクラホマシティーで３位クリッパーズを１１２―１０１で下して１勝１敗。前日にシーズンＭＶＰを受賞したケビン・デュラント（２５）が３２得点１２リバウンド９アシストをマークすれば、ラッセル・ウエストブルック（２５）も３１得点１０リバウンド１０アシストのトリプルダブルを達成して勝利に貢献した。また、東地区１位のペイサーズはここまで不振だったセンターのロイ・ヒバート（２７）が今季自己最多の２８得点を稼ぎ、５位ウィザーズに４点差で勝利。サンダー同様にホームでの連敗を阻止した。

　試合前にシルバー・コミッショナーからＭＶＰトロフィーを手渡されたサンダーのデュラントは第１Ｑだけで１７得点。「きょうは負けられない試合。みんな気合十分だったし、それがいい結果につながった」とウエストブルックとともにチームをぐいぐいと引っ張った。前日の会見で口にした「僕を育ててくれてありがとう」という母ワンダさんへの感謝のメッセージは全米の共感を呼び、今や時の人。昨季は地区準決勝でグリズリーズに１勝４敗で敗れているだけに、ＭＶＰとなった今季はそのリベンジを果たしたいところだ。