鶴竜 出稽古中止…体に張り、井筒親方「ケガではない」

[ 2014年5月1日 05:30 ]

 大相撲の新横綱・鶴竜(28)が30日、予定していた出稽古を中止した。

 夏場所(11日初日、両国国技館)に向けてこの日から部屋近隣の時津風部屋に出向く方針だったが、体に張りがあったため急きょ所属の井筒部屋(東京都墨田区)で四股やすり足などを行って軽めに調整。本人は無言だったが、師匠の井筒親方(元関脇・逆鉾)が「肩の筋肉などが張っているので部屋で稽古をやることになった。ケガではない」と説明した。

 一門は違うが、今週末には二所ノ関一門の連合稽古に参加して大関・稀勢の里らと胸を合わせる予定。三つぞろえ化粧まわしも7日には完成し、9日に野見宿禰(のみのすくね)神社(東京都墨田区)で行う横綱土俵入りでお披露目することも決まった。疲労の蓄積で計画通りに調整ができていないが、新横綱場所に向けての準備は着々と進んでいる。

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2014年5月1日のニュース