水谷 痛みに耐え6戦全勝!男子も決勝トーナメント進出

[ 2014年5月1日 05:30 ]

世界卓球<日本・ポルトガル>試合途中に足を負傷するも、日本を勝利に導いた水谷

JA全農世界卓球団体戦 男子1次リーグC組

(4月30日 国立代々木第1体育館など)
 痛みに耐えて水谷が日本を決勝トーナメントに導いた。

 1試合目のフランスを3―0で下し、迎えたポルトガル戦。第1試合でストレート勝ちを収めた水谷は2―1で迎えた第4試合に再び登場した。苦痛に襲われたのは第4ゲームを失った後。「きのうから違和感があった」と右でん部から右太腿裏の付け根辺りに張りを感じ、治療を行い、痛み止めを服用してコートに立った。倉嶋監督は「無理をするな」と声を掛けたが、「足が痛かったので動かずにバックハンドで処理した」と対応し、11―6で勝ち切った。

 水谷自身は6戦全勝。「マッサージして、あすも戦えるようにしたい」と風格を漂わせた。1日のハンガリー戦。勝てば1次リーグ1位通過が決まる。「前回大会も予選で1敗してからメダルを獲った。地元開催で再現できればいい」とエースは頼もしかった。

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2014年5月1日のニュース