熊ケ谷親方の処分前倒しも 年寄名跡証書未提出で危機管理委

[ 2013年12月26日 20:36 ]

 日本相撲協会の危機管理委員会は26日、東京都内で会合を開き、年寄名跡証書が未提出の親方2人の処遇などを協議し、宗像紀夫委員長(元東京地検特捜部長)は熊ケ谷親方(元十両金親)について、状況次第では処分を前倒しすることを示唆した。協会は当初20日と定めた提出期限を来年1月12日に延期している。

 宗像委員長は「すぐに解決する見通しが立っているかどうか」と話し、熊ケ谷親方の現状を懸念した。証書の引き渡しを求めて先代親方と係争中の春日山親方(元幕内浜錦)に関しては「そこに介入するのはいいだろうか」と述べ、継続審議とした。

 危機管理委は新たに名跡を取得して証書を提出した前鳴戸の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)の件は解決で一致した。

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2013年12月26日のニュース