プルシェンコ2位に終わる…五輪の個人戦欠場を表明

[ 2013年12月26日 02:16 ]

2位となったエフゲニー・プルシェンコのフリ

 フィギュアスケートのロシア選手権は25日、来年2月に冬季五輪を開催するソチで行われ、男子フリーでSP首位で2006年トリノ五輪金メダルのエフゲニー・プルシェンコ(31)が162・96点、合計261・37点で2位に終わった。4回転ジャンプは1度成功したが、後半で2度ダブルアクセルを跳んでしまうなど、ミスもあり、得点が伸びなかった。プルシェンコは腰痛のため、この大会が今季2戦目。

 優勝はSP2位の18歳、マキシム・コフトンで、4回転ジャンプを2回決めるなどフリー174.05点、合計267・13点で逆転した。

 ロシア男子の五輪出場枠は1。1月の欧州選手権後に代表選手が正式に決まるが、4大会連続の出場を目指していたプルシェンコは欧州選手権の欠場を表明。事実上、ソチ五輪の出場は消滅することになる。

 また、プルシェンコはソチ五輪の団体戦への出場参加を希望した。だが、団体戦は基本的に個人戦出場選手が出場することとなっているため、こちらも出場は難しそうだ。

続きを表示

この記事のフォト

2013年12月26日のニュース