稀勢の綱とり 横審委員長「14勝して優勝決定戦で負けても昇進OK」

[ 2013年12月26日 12:23 ]

 日本相撲協会の諮問機関である横綱審議委員会の内山斉委員長は26日の稽古総見後、大相撲初場所(来年1月12日初日・両国国技館)で綱とりに挑む大関稀勢の里について「14勝して優勝決定戦で負けても、その場合は昇進OKとなる」との見解を示した。

 稀勢の里は優勝経験がなく、相撲協会の北の湖理事長(元横綱)は「13勝以上での優勝」と昇進ラインを設定。これまで内山委員長も理事長案に同調していたが、優勝が絶対条件ではないとした。同委員長は「国産横綱の誕生は大方の相撲ファンの願望だ。きょうの稽古も非常に充実していた。稀勢の里には何としても綱を張ってほしい」と期待した。

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2013年12月26日のニュース